老け顔の特徴とも言える「目袋」・・・一気に老けた印象になるので、何とかしたいですよね?
目袋は多くの場合加齢によってできるものですが、中には「生まれつき目袋がある」という人もいます。
「生まれつきの目袋は、整形じゃないと改善できないでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、自力で改善できます。
この記事でわかること
- 生まれつきの目袋を自力で改善する方法
- 目袋が生まれつきある人の特徴
- 美容整形ならどんな方法がある?
この記事のポイント!
- 生まれつき目袋がある人は、目袋ができやすい肌質や脂肪の量であるという弱みがあるため、化粧品だけのケアではちょっと物足りない
- より積極的なケアができる家庭用美顔器でのケアがおすすめ
- 生まれつきの目袋に効果的なのは「RFタイプ」と「EMSタイプ」の美顔器
- メイクで目立たなくすることもできるが、厚塗りは逆効果。あくまでも薄くナチュラルに仕上げるのがポイント
生まれつきの目袋、自力で治すなら美顔器が効率的!
生まれつきの目袋は、遺伝だからどうしようもないでしょ?
整形じゃないと消せないんじゃない?
そんなことないわ。
生まれつきの目袋でも、正しいケアをすれば自力で改善できます。
「生まれつき」=「自分の努力ではどうにもならない」=「整形しかない?」と思いがちですが、そうとは限りません。
目袋が生まれつきある人は、肌質や脂肪の量に「できやすい特徴」はあるものの、できるメカニズムは、加齢による目袋と同じ。
ですので、基本的には加齢による目袋と同じケアをすればOKなんです。
要するに、眼輪筋と肌のハリを強化することで改善できます。
ただし、もともと目袋ができやすい肌質や脂肪の量であるという弱みがあるため、化粧品だけではちょっと物足りない・・・。
また、加齢要因が加わることで深刻化しやすいという点もあるので、普通の人よりも強化版のケアが必要!!
そこでおすすめなのが、家庭用の美顔器によるケアです。
もちろん、エステやクリニックでイオン導入やラジオ派などの施術を受けられればそれに越したことはありませんが、なんせお金がかかりますよね。
生まれつき目袋ができやすい人は、「早い段階から目袋ケアを開始し、長く続けること」が重要です。
若い頃からエステやクリニックに通っていたら金銭的に続かない・・・
美顔器なら一度買ってしまえば、ランニングコストは低く抑えることができるので、無理なく長期的にケアできます。
もちろん、アイクリームなどの化粧品でのケアも大切ですが、化粧品というのは肌の一番外側にある角質層までのケアしかできません。
ハリを支える真皮層や筋肉までケアしたいなら、化粧品だけのケアでは限界があるんです。
美顔器ケアのメリット!
- 化粧品ではケアできない真皮や筋肉のケアも可能
- エステやクリニックの機器と比べると効果は低いが、ランニングコストがかからないので長く続けられる
- 効果的だが整形のようなリスクはない
一般的な体質の人だったら、30代後半から40代になったあたりで「化粧品だけでは、もうどうにもならないかも・・・」と感じ、そこで初めて美顔器購入を検討することがほとんどだと思います。
ですが生まれつき目袋がある人は、以下のような特徴があるため、早い段階で化粧品以上のケアをすることをおすすめします。
生まれつき目袋がある人の特徴は?
目袋は多くの場合、加齢が原因で目立つようになります。
筋肉や肌にハリがなくなることで眼球の周りの脂肪を支えられなくなり、前に飛び出してきてしまうんです。
眼輪筋や目元の皮膚は、脂肪を支えるコルセットの役割を果たしていますが、年を取るとコルセットのゴムが伸びてくるというイメージです。
生まれつき目袋がある場合は、もともとの肌質や筋力、脂肪の量が原因で、加齢に関係なく目袋が目立ってしまいます。
目元を支えるコルセットがもともと弱い・・・というイメージです。
生まれつき目袋がある人の特徴は?
- 生まれつき眼窩脂肪の量が多い
- ハリと弾力が少なめの肌質である
- 生まれつき眼輪筋の筋力が弱い
もともと眼窩脂肪の量が多い
生まれつき眼窩脂肪の量が多い人は、脂肪が突出しやすいため、若くても膨らみが目立ちます。
ハリと弾力が少なめの肌質である
眼窩脂肪が突出しても、肌に充分なハリと弾力があれば抑え込むことができるため、目立ちません。
年を取るごとに目立ってくるのは、加齢で肌のハリが失われてくるから。
ですが、もともとハリと弾力が少なめの肌質だと、若いころから脂肪の突出が目立ちやすいです。
もともと眼輪筋の筋力が弱い
眼輪筋の筋力が低下してくると、膨らみが目立つようになります。
普通は加齢による筋力低下でだんだんと目立ってくるのですが、もともと筋肉が薄くて筋力が弱い場合、若い頃から目立つこともあります。
生まれつき目の下に膨らみがある人には、遺伝的な傾向として上記のような特徴があります。
生まれつきの目袋に効果的なのは「RFタイプ」と「EMSタイプ」の美顔器
目袋が生まれつきあるという人は、
- 生まれつき眼窩脂肪の量が多い
- ハリと弾力が少なめの肌質である
- 生まれつき眼輪筋の筋力が弱い
という特徴があるため、これらの弱点をカバーできる美顔器がおすすめです。
美顔器には、大きく分けて以下の4つのタイプがあります。
- 超高速の振動で毛穴の汚れを浮き上がらせたり、新陳代謝を促す「超音波タイプ」
- 真皮のコラーゲンに熱ダメージを与えることで、コラーゲンの生成を促進する「RF(高周波、ラジオ波)タイプ」
- 電気刺激により、筋肉を鍛える「EMSタイプ」
- 毛穴の開きや赤味解消に効果的な「LEDタイプ」
この中で生まれつきの目袋におすすめなのは「RF(高周波、ラジオ波)タイプ」と「EMSタイプ」。
具体的なおすすめ商品を2つご紹介しますので、美顔器選びの参考にしてください。
今回ご紹介する2つの商品はどちらも専用ジェルは必須ではなく、手持ちの化粧品でOKなので、ランニングコストを抑えることができます。
深層RFでハリ肌実感!
RFボーテ『フォトPLUS(プラス)EX eye pro』(ヤーマン)
目袋が生まれつきある人は、もともとの肌のハリが弱め・・・
そんな人もRF(高周波)の力を借りれば、今より格段にハリアップできます。
なぜかと言うと、RFを照射すると熱によって傷ついた真皮細胞が修復される過程で、大量のコラーゲンが生成されるからです。
ですが、RF美顔器なら何でもOKというわけではありません。
大切なのは、しっかりと肌内部の温度を上げることができるかどうかという点。
RF機能搭載と謳っていても、思うように肌が温まらない美顔器もあるので注意が必要です。
ヤーマンのRFボーテ『フォトPLUS(プラス)EX eye pro』のRFモードは、サーモグラフィでのチェックで一般的なヒーター美顔器と比較した結果、肌内部の温度がしっかりと上がることが確認されています。
真皮にまで熱がしっかり届けば、ヒートショックプロテイン効果でハリ肌に!
また、EMS機能も付いているので、筋トレ効果も得ることができます。
さらに、目元もしっかりとケアできるマイクロカレントのアイケアモードも搭載さ入れているから、よりきめ細やかな目元ケアができます。
こんな人におすすめ
- 肌内部までしっかりと温まるRF美顔器が欲しい
- 「RF」・「EMS」どちらの機能も欲しい
- 目元ケアができる美顔器を探している
商品情報
- 本体価格:5,5000円 (税込)
- 機能:RF・イオン導出・イオン導入・マイクロカレント・W波EMS・LED
- 使用頻度:1回10分/毎日・または週2~3回(コースによる)
- 専用ジェル:あり(手持ちのジェルや美容液でも可)
- アフターサポート:1年保証
眼輪筋強化ならコレ!
メディリフト アイ(ヤーマン)
画像出典:ヤーマン
『メディリフト アイ』は、美容業界の注目の的となったウェアラブルEMS美顔器『メディリフト』の目元版。
装着するだけで勝手に筋トレしてくれるので、自分でやる顔ヨガや筋トレが面倒くさくて続かない・・・という人におすすめ。
眼球のまわりにぐるりと張り巡らされた「眼輪筋」だけではなく、目元を引き上げる「側頭筋」もケアしてくれるので、目元の印象が引き上がります!
ながら美容が可能なハンズフリーが嬉しい。「美顔器すら面倒」な日もありますが、これなら無理なく毎日続けられます。
こんな人におすすめ
- 筋力強化に重点を置きたい
- ハンディタイプの美顔器は面倒
- 顔ヨガ・筋トレ・マッサージなどは面倒で続かない
商品情報
- 本体価格:30,800円 (税込)
- 機能:EMS、ヒーター、マイクロカレント
- 使用頻度:1回10分/週1〜2回
- 専用ジェル:あり(手持ちのジェル、化粧水、美容液でも可)
- アフターサポート:1年保証
メイクで目立たなくすることもできる!
美顔器ケアの効果が出るまでは、メイクでごまかしてしまうというのも一つの手です。
生まれつきの目袋でも隠す方法は、加齢による目袋と同じです。
ただし、隠そうとするあまり厚化粧になるとかえって目立ってしまうので注意しましょう。
全体的にナチュラルに仕上げるのがポイントです。
メイク前にしっかり保湿して化粧崩れを防ぐ
メイクのノリを良くして化粧崩れを防ぐために、メイク前の保湿はしっかりと行いましょう。
特に目の下のふくらみを隠す部分は、美容液やアイクリームを丁寧に塗ってください。
ただし、油分の多いアイクリームの場合は、量が多すぎると化粧崩れの原因となるので、ちょっと少な目に塗るのがポイントです。
ファンデーションは薄く!!気になる部分に重ね塗りしてハリ感を出す
一番やっちゃいけないのが、目の下のふくらみを隠そうとするあまり厚塗りしてしまうこと。
目袋というのは、脂肪のふくらみでできた影。
シミのような平坦なトラブルと違って、厚塗りすれば隠れるというものではありません。
逆に厚塗りすればするほど、膨らみによる影が濃くなってしまうので、ファンデーションはとにかく薄くナチュラルに!というのがポイントです。
ファンデーションはパウダータイプだとたるみ部分がひび割れして目立つため、保湿力のあるリキッドかクリームタイプがおすすめ。
顔全体に薄~く伸ばした後、気になる部分にだけ重ねて塗ります。
ほとんど塗っていないかのように見える薄付きの部分と重ね付けした部分の差ができることで、重ね付けた部分だけにハリがあるように見えるので、目の下の膨らみが目立たなくなります。
コンシーラーは影の部分にだけ入れる
コンシーラーで隠す際に、気を付けたいのは入れる位置。
ふくらみ部分全体をコンシーラーで塗りつぶすと、影部分が余計目立つので逆効果です。
たるみで影ができた部分にだけコンシーラーを引くのが正解です。
コンシーラーを引いたら、指の腹でポンポンと叩くように優しく馴染ませましょう。
仕上げにハイライトで影を飛ばす
最後にハイライトでふくらみの影を飛ばしますが、これもふくらみ部分全体に入れるのではなく、影ができた部分にだけ入れるのが正解。
また、目袋部分だけに入れるとそこだけ顔から浮いてしまうので、他のパーツにも入れるようにしましょう。
ハイライトを入れる位置
- 目の下
- おでこと鼻筋のTゾーン
- 頬の高い位置
アイメイクも重要!
目がパッチリして目力があれば、目袋があっても実はそれほど目立ちません。
目袋の上にあるパッチリ目のほうに視線が集中するからです。
反対に、腫れぼったくてぼんやりした印象の目だと、視線が目の下の膨らみに集中してしまうため、目袋が目立ちます。
ですので、アイメイクもとても重要!
かといってやりすぎると、今度はまぶたのたるみの原因となります。
ですので、付けまつげやマスカラバサバサの過剰なアイメイクではなく、ナチュラルでありながらもアイラインをきちんと入れて印象を引き締めるメイクがおすすめです。
メガネでファッションを楽しみながら目袋を隠すのもおすすめ!
生まれつきの目袋を、セルフケアで改善するのには時間がかかります。
美顔器を取り入れても、実感するまでには最低でも3ヶ月~半年はかかるでしょう。
その間は、メイクをしつつ、さらにその上からメガネをかけることでしのげます!
メガネを選ぶ際には、目袋の影部分にちょうど下のフレームが重なるようなデザインのものを選ぶのがおすすめ。
フレームは太目で存在感のあるものが良いですね。
色やフレームの形が違うものをいくつか揃えておくと、その日のお洋服に合わせてコーディネートでき、おしゃれの楽しみも広がります。
紫外線やブルーライトカットの機能だけのメガネもあるので、目が悪くない人でも取り入れやすいはず。
コンプレックスにくよくよ悩むだけではなく、自分でやれるだけのケアをしたうえで、あとは楽しみながら結果を待つのが精神的にも良いですよ!
美容整形で治す場合は、余分な脂肪を取る「脱脂手術」
生まれつきの目袋を美容整形でなくす場合、余分な脂肪を除去する「脱脂手術」が一般的です。
下まぶたの裏側を切開して脂肪を取る「経結膜的下眼瞼脱脂術」と、下まぶたの表側を切開して脂肪を取りつつ余っている皮膚も除去する「経皮的眼窩脂肪切除術」の2つがあります。
皮膚のたるみはないけど目の下の膨らみだけが気になる場合は「経結膜的下眼瞼脱脂術」、はっきりとした目袋ができていて皮膚のたるみと目の下の膨らみどちらも気になる場合は「経皮的眼窩脂肪切除術」が向いています。
「経結膜的下眼瞼脱脂術」は縫合の必要がないので抜歯の必要はなく、「経結膜的下眼瞼脱脂術」は1週間後に抜糸となります。
どちらも完全に落ち着いて完成状態になるまでに3ヶ月程度かかります。
脱脂手術は最後の手段と考えよう
生まれつきの目袋に悩んでいる人というのは、比較的若い年齢層の方だと思います。
美容整形は確かに一番手っ取り早くて効果も高いですが、失敗は絶対したくないですし、若いだけに「将来不自然な老い方になるのでは・・・」などと考えるとすごく不安になりますよね?
私は加齢による目袋に長年悩みましたが、脱脂手術をして後悔している人のブログなどを読むと、どうしても手術をする気にはなれませんでした。
整形は確かに即効性がありますが、失敗もありますし、数年後に整形をしたことによって新たな悩みが出てくることも多いです。
それに整形に即効性があると言っても、完成までに数ヶ月はかかりますし、半年まで経過観察をするようです。
それを考えたら、セルフケアで結果が出るまでの期間とたいして変わらないですよね。
生まれつきの肌質や組織に起因するものだったとしても、まだ若いのですから、ケアをすることで改善できる望みは高いです。
もともと肌のハリや筋力が弱いなら供すれば良いだけ!
今は優秀な美顔器がたくさんありますから、リスクの高い美容整形を選ばなくても選択肢はたくさんありますよ!
まとめ
目袋が生まれつきある場合も、基本的には加齢による目袋と同じケアをすればOK。
整形をする前に自分でやれるだけのことはやる!というのは決して無駄じゃないです。
40代の私でもセルフケアで目立たなくすることができたので、若い人ならなおさら焦って手術を受ける必要はないと思います。
生まれつきの目袋を改善する方法
- 生まれつきの目袋でも、眼輪筋と肌のハリを強化することで自力で改善可能
- ただし、もともとの肌質や筋力が弱いという特徴があるため、普通よりも強化版のケアが必要!!
- コラーゲンの生成を促進する「RF(高周波、ラジオ波)タイプ」か筋肉を鍛える「EMSタイプ」の美顔器がおすすめ
「おすすめの美顔器」をもう一度見る - メイクや眼鏡で隠す方法もあり
眼輪筋の強度と肌のハリ不足。この2つをどうにかすればセルフケアでも十分改善可能です。