「顔が左右対称なのが美人の条件」って良く言われますよね。
厳密に言えば完璧な左右対称はあり得えないのですが、一番目立つ目元が左右非対称だとかなりバランスの悪い印象に・・・
この記事でわかること
- 二重まぶたの幅が左右非対称になる原因と改善方法
この記事のポイント!
- 二重幅が左右非対称になるのは、顔や体のゆがみが原因
- 改善策は、ツボ押し、マッサージ、ゆがみを招く癖を直すこと
- 自力でできる最終手段はアイプチだが、長期間使用すると悪化するので注意が必要
- 根本的解決にはならないものの、メイクでカバーすることも可能
- 整形で解消することもできるが、手術をしても左右差が残る可能性もある
美人の条件は、顔が左右対称なこと
美人の条件としてよく挙げられるのが「顔が左右対称」だという点。
「完璧な左右対称はあり得ない」とか、「アンバランスな方がかえって魅力的」など、諸説ありますが、美人の代表である女優さんやモデルさんを見ると、やっぱり左右対称美人が多いのは確かです。
特に、一番人の目に付く目元が左右対称だと美人度が増すのは間違いないでしょう。
みんなに羨ましがられる二重まぶたであったとしても、
- 二重幅が左右非対称
- 片方が奥二重または一重まぶた
- 片方が腫れぼったい
といった目元だと、印象を損ねてしまいかねません。
私も若い頃、片目だけ一重なのがすごく嫌でした・・・
左右の目がアンバランスだと、メイク方法にも悩みますし、鏡を見るたびに憂鬱になりますよね。
二重まぶたの幅が左右非対称になる理由は何なのでしょうか?
二重幅が左右非対称になる原因は?
加齢
筋肉が衰える事で歪みが生じてしまうことがあります。
左右均等に衰えていけばアンバランスさは目立ちませんが、長年の顔の筋肉や体の使い方の癖によって、筋肉の衰え方に左右差が生じます。
その結果、加齢とともにアンバランスさが顕著になる場合が少なくありません。
顔のゆがみ
加齢の影響がまだあらわれない20代、30代前半にもかかわらず、二重幅の左右非対称に悩んでいる場合は、生活習慣に起因する場合がほとんどです。
顔の歪みの原因となる癖
- パソコン・スマートフォンの長時間利用
無意識のうちに効き目を多く使ってしまうため - 食事の際に左右どちらかのみで噛む
左右の筋肉のバランスが崩れる
このような癖があると目元の筋肉のバランスが崩れるため、二重に左右差が生じます。
体の歪み
体と顔は一見関係なさそうですが、背中→首の骨→頭蓋骨→顔と、つながっています。
体が歪むと、歪みが顔にまで伝わり、目元の筋肉のバランスも崩れます。
体の歪みも日常生活のちょっとした癖によって引き起こされるので、注意が必要です。
体の歪みの原因となる癖
- 頬杖をつく
- 脚を組む
- 立つ際の重心が偏りがち
- 姿勢が悪い
- いつも同じほうの手でカバンを持っている
- うつ伏せ・横向きで寝る
その他
他にも、自分の努力ではどうしようもない原因もあります。
以下のような点に心当たりがある場合は、医療機関での治療が必要です。
その他の歪みの原因
- 視力に左右差がある
視力に左右差があると、目元の筋肉を左右均等に使えなくなります。 - かみ合わせの問題・歯ぎしりの癖
顎の筋肉の発達度合に左右差が出ることで目元も歪みます。
二重幅の左右非対称を解消する方法5選
加齢だけではなく、身体の歪み、頭蓋骨の歪みが左右非対称の二重まぶたを作ってしまうこともあって、原因が1つとは限りません。
解消するためには、歪んで凝り固まってしまった筋肉や骨をほぐし、正しい位置に戻すケアが必要です。
また、歪みの原因になる癖をなくすことも大切。
自宅で簡単にできるケア方法をいくつかご紹介しますので、地道に続けてみてください。
二重幅の左右非対称を解消する方法
目元の筋肉をほぐすツボ押しマッサージ
利き目ばかりを使って片目の緊張が高まると、目元の筋肉が歪んで二重の左右非対称が起こりやすくなります。
疲れ目や血流促進に効くツボを押して、目元の筋肉疲労を解消してあげると左右対称に近づけますよ!
二重の左右非対称改善に効くツボ!
- 晴明 (せいめい)
【場所】目頭のくぼみの部分。
【効果】目元のシワ取り、むくみ・目の充血・眼精疲労の解消。 - 攅竹(さんちく)
【場所】眉頭の少しへこんだ部分。
【効果】目尻のシワ、眼精疲労、ドライアイ、頭痛の改善。 - 太陽 (たいよう)
【場所】目尻の外側のからこめかあたりにあるわずかなくぼみ。
【効果】疲れ目や老眼、目の充血、頭痛解消など。 - 承泣 (しょうきゅう)
【場所】黒目の真下にある骨の縁の上部分。
【効果】目の充血・ドライアイ・むくみの解消、血流促進。
ツボ押しのやり方
- 人差し指か中指の腹でそれぞれのツボを押します。
- 息を吐きながら5秒ずつ押さえては離すという動作を3回繰り返します。
力を入れすぎず、痛気持ちいいと思うくらいの力加減で行ってください。
仕事中に疲れたなと思ったら押すようにすると良いです。
毎晩アイクリームを塗る際の習慣にしても良いですね。
前頭骨プッシュアップ
前頭骨とは、眼球のはいっている眼窩(がんか)の上部にある骨。
おでこの骨のことです。
この骨の左右の高さがそろっていないと、二重幅や目の大きさに左右差が生じます。
二重まぶたの幅が狭いほう・目が小さいほうは、前頭骨が下がっているということなので、指で押し上げるようにしましょう。
前頭骨プッシュアップ!
- 下がっているほう(目が小さいほう・二重の幅が狭いほう)の眉頭に親指を押し当てる
- 親指で骨を押し上げるイメージでプッシュ
- 3分ほど続ける
前頭筋マッサージ
前頭筋というのは、おでこの筋肉のこと。
下がっているほうのおでこの髪の生えぎわあたりから頭頂部にかけてを、引き上げるようにマッサーしましょう。
前頭筋マッサージ
- 下がっているほう(目が小さいほう・二重の幅が狭いほう)のおでこの髪の生えぎわあたりに沿うように5本指でタッチ
- 上下に指を振動させるようにマッサージしながら上にグッグッと上げていく
- これを1日2~3分間行う
顔・体の歪みの原因となる癖を直す
歪みの根本的原因にもアプローチする必要があります。
歪みの原因となっている以下の癖を直すようにしましょう。
顔・体の歪みを引き起こす癖
- パソコン・スマートフォンの長時間利用
- 食事の際に左右どちらかのみで噛む
- 頬杖をつく
- 脚を組む
- 立つ際の重心が偏りがち
- 姿勢が悪い
- いつも同じほうの手でカバンを持っている
- うつ伏せ・横向きで寝る
とは言うものの、長年の癖なので、直すのは容易ではありません。
まずは、1日短い時間からで良いので意識してみましょう。
例えば噛み癖なら、食事が始まって最初の5分は強く意識し、左右均等に噛むようにする。
時間がたつにつれてまた忘れて、噛み癖のあるほうで噛むようになると思いますが、「あ、またこっちだけで噛んじゃってるな」と気が付いたらその時点でまた直す・・・というのを繰り返すだけでもかなり違います。
大切なのは、「癖を直す」というのを意識することです。
そうすれば、徐々に新しい習慣に上書きいていくことができますよ!
セルフケアの最終手段は、アイプチ
顔の歪みをとる方法や、癖を直す方法は、すぐに結果が出るわけではないので、とにかく根気が必要。
「今すぐ何とかしたいけど、整形には頼りたくない!」という場合は、アイプチしかありません。
ただし、接着剤が主成分のアイプチだと、まぶたが伸びる原因となり、二重の左右非対称が悪化してしまいます。
おすすめなのは、ナイトアイボーテ。
ナイトアイボーテには肌の引き締め効果や肌荒れ防止効果、保湿効果のある成分が配合されているため、まぶたが伸びるリスクを抑えてくれます。
アイプチとナイトアイボーテの違い
- 接着成分はゴムを使っていないので、アレルギーも起こりにくく、肌にとても優しい
- 美容成分がかなりたくさん配合されている
これが従来のアイプチと大きく違う点です。
だから、ナイトアイボーテでまぶたが伸びてしまうリスクはかなり低いというわけね。
そうは言っても、多少なりともまぶたに負担がかかることは確かなので、ある程度続けても効果がないと思ったら、スッパリ諦めて他の方法を探すという潔さも大切です。
二重幅の左右非対称はメイクでカバーすることもできる!
左右で二重幅が違うのをメイクでカバーするには、二重幅が広い方にアイラインや色の濃いアイシャドウを太めに入れることで調整できます。
ポイント
- 二重幅が広い方にラインを太めに引いて、面積を狭く見せる
- 狭い方はまぶたのキワぎりぎりまで埋めて二重幅を広く見せる
- どちらの二重も、なるべく二重幅をつぶさないようにする
メイクでカバーする方法は、根本的解決にはならないものの、一瞬で左右対称に見せることができるのが良いですよね。
左右差を解消すれば誰でも美人顔に近付くことができるので、ぜひ試してみてくださいね。
整形するなら?
セルフケアでは満足できない場合は、整形手術で二重の左右非対称をなくすことも可能です。
片方だけ一重の場合は、片目だけ二重形成術を行うことができます。
また、両方二重だけど片方は幅広二重でもう片方は奥二重という場合も、片側のみをもう片側に合わせて左右差をなくすことができます。
生まれつきではなく加齢によるたるみが原因で左右差が生じている場合は、まぶたを引き上げてたるみを解消し、左右差を調整します。
手軽だけど持続性の低い「埋没法」と、切開を伴うが持続性の高い「切開法」が代表的な方法です。
ただし、どんな場合でも失敗のリスクはないとは言えないですし、手術をしても左右差が残る可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
二重まぶたが左右非対称になってしまうのは、加齢による影響ばかりではなく、生活習慣の積み重ねによるものも大きく、原因がひとつだけとは限りません。
長年の積み重ねによる二重幅の左右非対称を自己努力だけで解消するのは大変ですが、安易に美容整形に頼るのは怖いし、高価な整体にはなかなか通えない・・・という人がほとんどだと思います。
自力で改善するには時間がかかりますが、歪みを正すには根気が必要。
セルフケアを極めて、効率よく左右対称美人を目指しましょう!
二重まぶたの左右非対称を解消する方法
- 目元の筋肉をほぐすツボ押しマッサージ
- 前頭骨プッシュアップ
- 前頭筋マッサージ
- 顔・体の歪みの原因となる癖を直す
- 最終手段は、アイプチ。ただし、短期間の利用にとどめること。
- メイクで目立たなくすることもできる
- 整形手術をしても左右差が残る可能性もあるので注意が必要
歪みを引き起こす癖に思い当たる人は、まずはその癖を直すことから始めてみましょう!