寝不足が続くと、「あれ?目が小さくなった?」と感じることってありませんか?
または、ゆっくり寝た後に「いつもより目がパッチリしてる?!」と感じた経験のある人も多いのではないでしょうか?
睡眠をきちんととった後に目がパッチリした!と感じるなら、寝不足の期間は、やっぱり瞼が下がって目が小さくなっているということ・・・
一時的なら問題ないですが、慢性的に寝不足を繰り返していると、まぶたのたるみが定着してしまうことも・・・。
私は寝不足が続いたせいで、明らかにまぶたのたるみが進行してしまったので、慌てて睡眠習慣を見直しました。
この記事でわかること
- 寝不足でまぶたがたるむのは何で?
- 寝不足でまぶたがたるんだ時の対処法
- ぐっすり眠るための方法
この記事のポイント!
- 寝不足で目が小さくなるのは、「血行不良」・「成長ホルモンの分泌量の減少」・「酸化」が原因でまぶたがたるむから
- すぐにスッキリさせるには、蒸しタオル⇒冷えタオルでの温冷ケアや引き締めジェルが有効
- 睡眠習慣を改善してぐっすり眠ることが根本的解決となる
寝不足だとまぶたが下がって目が小さく・・・なんで?
寝不足が続いて目が小さくなった気がしたら、それは勘違いや錯覚ではありません。
実際にまぶたが下がって目が小さくなっています。
その理由は何なのでしょうか?
寝不足でまぶたがたるむ理由
血行不良でむくむから
睡眠不足で目が小さくなる理由として一番考えられるのが、むくみです。
睡眠不足でまぶたがむくむのは、血行不良が原因です。
睡眠中は副交感神経が優位のリラックス状態で、心拍数は下がり血管は拡張するため、血液の流れが良くなります。
ですが、寝不足が続くと、血管が圧迫されて収縮した状態になるため、血流が悪くなり、血行不良に・・・
そうすると、目の周りや顔全体に老廃物や脂肪が溜まるため、むくんで腫れぼったくなります。
「一時的なものだし、冷やしたらスッキリするから問題ないでしょ。」と軽く見る人もいるかもしれませんが、これは大間違い!!
むくむということは、その分だけ皮膚が伸びているということ。
薄~い目の周りの皮膚が、それを何度も繰り返していたらどうでしょう?
確実に皮膚が伸びてたるみますよね。
だから、むくみは甘く見ちゃダメ!
予防に徹することはもちろんですが、むくんだらすぐにケアすることが大切です。
寝不足でまぶたがたるむ理由
成長ホルモンが分泌されず、ダメージ回復が追い付かなくなるから
『美肌のゴールデンタイムは22時~2時』と良く言われますよね?
現在では、この時間帯そのものにこだわることにあまり意味はないというのが新常識となっていますが、睡眠が美肌に絶対的に欠かせないのは確かです。
それは、睡眠中に、美肌を作る成長ホルモンがバンバン出るから。
成長ホルモンには、ダメージを受けた細胞の修復機能・疲労回復機能などがあるため、美肌には欠かせない存在です。
熟睡時には脳から「成長ホルモン」が分泌されて細胞の新陳代謝を促します。
ですが、寝不足だと成長ホルモンが十分に分泌されず、新陳代謝(肌のターンオーバー)が衰えます。
そうすると、代謝や再生が追いつかなくなるため、肌にはツヤがなくなり、シミ、シワ、たるみとなって現れます。
その結果、顔全体がたるんで老化する結果に。。。
まぶたは特に皮膚が薄いため、ダメージが目に見えて現れやすいんですね。
寝不足でまぶたがたるむ理由
「酸化」で老化が進行するから
美容に敏感な女性なら、「酸化」を避けるのは常識ですよね。
酸化を引き起こす活性酸素は、寝不足が原因で大量に発生します。
活性酸素には、本来ウイルスや細菌から体を守る役割があります。
寝不足が続くと、体に疲労やストレスがが蓄積します。
そうすると、それに対抗しようとして活性酸素を大量に発生させます。
本来なら体を守るための活性酸素ですが、大量に発生すると自分の細胞までも攻撃の対象としてしまうため、細胞の酸化が進みます。
その結果、老化が進行し、たるみが加速する・・・というわけです。
きちんと睡眠がとれていれば、「成長ホルモン」が分泌されて活性酸素によるダメージからも回復できますが、寝不足が続くと成長ホルモンも十分に分泌されません。
このため、細胞がダメージから回復できないまま、さらに活性酸素に攻撃されるという悪循環に陥ります。
寝不足によるまぶたのむくみ・たるみの対処法
寝不足で目が小さくなった?と思ったら、まぶたのむくみ・たるみが原因。
大切なのは、その状態を放置せずにすぐケアすること。
もちろんぐっすり眠るという根本的な対策も必要ですが、すでに起こってしまったことへの対処もおろそかにしてはいけません。
むくみは温→冷ケアでスッキリさせる!
目元がむくむと、慌てて冷やす人が多いと思いますが、温めとセットでやらないとあまり効果はありません。
冷やした方がいいのは、目が充血しているなど炎症を起こしているとき。
炎症を起こしている場合は、温めると血流に乗って炎症が悪化するので冷やして鎮静したほうが良いですが、むくみの場合は違います。
むくんでいる原因は血行不良なのですから、まずは温めないと効果がありません。
温めた後に冷やすというケアをすると、温度差によって一気に血流が良くなります。
蒸しタオルケアのやり方
- タオルを濡らして固く絞る
- 電子レンジで30秒ほど加熱する。熱くなりすぎないように注意。
- 目元に30秒ほどあてる
- 今度は冷たくしたタオルで冷やす
この時、タオルが熱すぎるとやけどしたり、乾燥したりする原因になるので注意しましょう。
30秒くらい当てたら、今度は冷たくしたタオルで冷やすと、一気に血流が良くなります。
まぶたのたるみには、引き締めジェルでスッキリ!
寝不足が続いて、まぶたのたるみが定着してきてしまった・・・という場合は、塗るだけでパッチリ目になれる「リッドキララ」を試してみることをおすすめします。
皮膚の外側に被膜を作ることで物理的にまぶたを引き上げる効果があるので、速攻性があるんです。
たるんだまぶたをすぐにどうにかしたい!と思ったら、保湿やエイジングケアだけでは物足りないので、引き締め効果に着目してアイクリームを選んでみてください。
朝リッドキララを塗ると、目元が引っ張られるような感覚とともに、目が開きやすくなります。
アイプチのようにくっつけるのではなく、引き締めて自然に引き上げる仕組みなので毎日安心して使えます。
私の場合、最初はあまり効果を感じませんでしたが、2週間くらい続けているうちに実感できるようになりました。
もともとの目が小さいのでパッチリ目になれたかどうかは疑問ですが、たるんで下がったまぶたが引き締まって持ち上がりやすくなったのは確かです!!
朝、温→冷ケアでむくみを取った後にリッドキララを塗ると、目の開きが全然違いますので試してみてくださいね。
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寝不足でまぶたがたるむのを防ぐには、睡眠習慣の改善が最も大切!
かと言って、長時間ダラダラ寝れば良いというわけでもありません。
大切なのは睡眠時間ではなく、睡眠の「質」。
睡眠には深い眠りである「ノンレム睡眠」と、浅い眠りの「レム睡眠」があり、これがこれを4、5回ほど繰り返すのが良い眠りと言われています。
成長ホルモンはノンレム睡眠時に分泌され、この間に肌の修復や脳の老廃物の排出、体の脂肪の代謝などが行われます。
言い換えれば、深く眠らないと肌は再生されず老化しやすくなり、脳はリフレッシュできず、太りやすくなるということ。
老化防止や美肌のために良いことはひとつもありませんね。
それでは、どうすれば熟眠できるのでしょうか?
就寝90分前に入浴する
睡眠と体温には密接な関係があり、寝る1時間くらい前に身体の内部の温度(深部体温)が低下するという特徴があります。
睡眠の質を改善するためには、眠るタイミングで深部体温を下げる必要があるということ。
入浴をすると当然のことながら深部体温が上昇します。
そして、入浴が終わると温まった身体が冷えて急激に体温が下がります。
そうすると、睡眠に入る準備が整い、自然に眠くなります。
深部体温を下げるための入浴の最適なタイミングが、就寝の約90分前。
10時に寝る場合は、8時半~9時くらいまでに入浴を済ませておくのがベストです。
寝る前はパソコンやスマホのブルーライトを見ない
体や精神に大きな影響を与える自律神経には、交感神経と副交感神経があり、優位に立っているほうの神経の影響が大きくなります。
交感神経は活動的な働きをサポートし、副交感神経はリラックスする働きがあるため、睡眠時には副交感神経が優位になっている必要があります。
パソコンやスマホのブルーライトは、脳を刺激し交感神経を優位にしてしまうため、深い眠りの邪魔になります。
パソコンやスマホの使用は、就寝の2時間前にやめるよう心がけましょう。
寝室は仄暗いのがベスト 明るすぎても真っ暗でもダメ
就寝時に寝室の明かりをどうするのかは、人により様々ですよね?
真っ暗じゃないと眠れないという人もいれば、豆電球だけつけるという人もいます。
また、少数派かもしれませんが、メインの照明をつけたままで眠る人もいるでしょう。
良質な睡眠のために一番良いのは、間接照明や常夜灯をつけたままの仄暗い環境。
明るすぎると睡眠を促すメラトニンが分泌されず、寝不足に・・・
かと言って、真っ暗だと人間の本能的に不安になるため、ぐっすり眠れなくなります。
眠る際には、カーテンを少し開けて月明かりが若干入るくらいの明るさにするか、間接照明や常夜灯をつけて少し明るくするかにして眠るのがおすすめです。
朝日を浴びる
睡眠を促すのに欠かせないのがメラトニンというホルモン。
この睡眠ホルモン「メラトニン」の原料となるのが、「セロトニン」という物質です。
ということは、よく眠るにはメラトニンの材料となるセロトニンがしっかりと分泌されている必要があるということ。
しあわせホルモンとも呼ばれるセロトニンは日中に分泌され、ストレスや感情をコントロールして自律神経を整えます。
セロトニンは、朝に分泌されて覚醒を促す働きもあります。
夜になるとセロトニンの分泌量は減り、セロトニンからメラトニンが作られます。
つまりセロトニンが日中しっかりと分泌されていないと、メラトニンが作られないため、眠りを促すことができません。
セロトニンの分泌を活性化させるのに有効なのが「朝日を浴びる」こと。
朝日を浴びるとセロトニン神経が活性化され、分泌が促されます。
朝目覚めたら、カーテンを開けてしっかりと朝日を浴びましょう。
ちなみに、メラトニンの分泌は浴びてから大体14時間後から始まります。
ですので、朝日を浴びることで体内時計を整え、決まった時間に眠気を誘う効果も期待できます。
たんぱく質を意識してとる
就寝前の夕食は、肉や魚などのたんぱく質を中心にとると良いでしょう。
というのも、肉や魚などのたんぱく質に含まれる必須アミノ酸がセロトニンの原材料となってくれるからです。
セロトニンはメラトニンの材料になるので、必須アミノ酸を摂取することがメラトニン分泌に不可欠となります。
幸せホルモンであるセロトニンは、日中元気に過ごすためにも大切な物質です。
肉よりも魚のほうが消化が良いので、昼食は肉、夕食は魚を選ぶのがおすすめです。
また、熟眠のために、夕食は就寝の少なくとも2時間前には済ませておくようにしましょう。
まとめ
寝不足でまぶたがたるむ理由と改善法
- 寝不足だとまぶたが下がって、目が小さくなるのには以下のような理由がある
・血行不良でむくむ
・成長ホルモンが分泌されず、細胞のダメージ回復が追い付かなくて、まぶたがたるむ
・酸化で老化が進んでまぶたがたるむ - 寝不足によるまぶたのむくみ・たるみは放置せず、温冷ケアや引き締めジェルでケアすることが大切
- 寝不足によるまぶたのたるみ・むくみ防止には、睡眠習慣の改善が最も大切!
寝不足によるまぶたのたるみやむくみは、最初のうちは一時的なものですが、慢性化することにたるみが定着してしまう場合も!放置せずにケアすることと、睡眠の質を高めることが大切です。