ゴルゴ線は、スキンケアや筋トレなどで根本的に改善していくのが一番ですが、
「すぐに消したい!」
「今日だけでも良いからゴルゴ線なしで過ごしたい!」
という日もありますよね?
そんなときは、メイクで即効カバーしちゃいましょう。
この記事でわかること
- ゴルゴ線を消すメイクのコツ
- ゴルゴ線を消すコンシーラーの選び方
この記事のポイント!
- ゴルゴ線はシミを消す感覚で平面的にコンシーラーを塗っても消えない
- ゴルゴ線をメイクで隠すコツは「段差部分を明るくしてふっくら見せる」・「明るい色で、ゴルゴ線の溝の影を飛ばす!」
- 薄いゴルゴ線の場合はハイライト、ゴルゴ線の溝が深い場合はコンシーラーでしっかりカバーすると良い
- コンシーラーは、「自分の肌より明るめの色」・「クリームタイプか筆ペンタイプ」・「保湿力が高い」ものを選ぶと良い
- メイク前に「しっかり保湿する」・「ホットタオルで筋肉の緊張をほぐす」対策も有効
ゴルゴ線は普通にコンシーラーをベタ塗りしただけでは消えない
ゴルゴ線を消したいと思うあまり、コンシーラーをベタ塗りしてしまうことがあります。
でも、まったく消えないですよね?
それどころか、かえって目立ってしまいます。
なぜなんでしょうか?
それは、シミのような平面的なトラブルと違って、ゴルゴ線は段差ができた状態だから。
ゴルゴ線の正体は、たるんだお肉が雪崩を起こしてできた影。
だから、シミを隠す感覚で平面的にコンシーラーを塗っても隠せません。
ゴルゴ線を消すメイクのコツ
ゴルゴラインを消すメイクのコツは、
- 「段差部分を明るくしてふっくら見せる」
- 「明るい色で、ゴルゴ線の溝の影を飛ばす!」
これに尽きます。
ファンデーションやコンシーラーを厚塗りしてカバーするのではなく、“影”を光で飛ばす方法がベスト。
ということで、ゴルゴ線を消すのにおすすめのメイクアイテムは、ハイライターやハイライト効果のあるコンシーラー。
明るい色のコンシーラーでもOKです。
薄いゴルゴ線の場合はハイライトがおすすめ
溝がそんなに深くない、うっすら入ったゴルゴ線なら、ハイライトの効果だけで目立たなくすることができます。
ハイライトには、大きく分けると「クリームタイプ」「パウダータイプ」の2種類があります。
- ナチュラルに仕上げたい場合は、パウダータイプ
- よりしっかりとゴルゴ線をカバーしたい場合は、クリームタイプ
がおすすめです。
ゴルゴ線の溝が深い場合はコンシーラーでしっかりカバー
ゴルゴ線の段差が大きく溝が深い場合は、ハイライトだけで目立たなくするのは難しいので、コンシーラーがおすすめです。
ゴルゴ線を消すコンシーラーの選び方
ゴルゴ線の溝が深くて段差が結構ある人は、ハイライターだけでは消せないので、明るい色のコンシーラーがおすすめです。
選び方のポイントは以下の通り。
ゴルゴ線を消すコンシーラーの選び方
- 自分の肌より明るめの色を選ぶ
- クリームタイプか筆ペンタイプを選ぶ
- 保湿力のあるものを選ぶ
“影”を光で飛ばす必要があるので、コンシーラーの色は自分の肌より明るめの色を選びましょう。
コンシーラーには、スティックタイプ、クリームタイプ、ペンシルタイプ、筆ペンタイプとさまざまな種類がありますが、一番おすすめなのはクリームタイプか筆ペンタイプ。
メイクのポイントは、「ゴルゴ線の溝だけにコンシーラーを入れること」なので、肌への密着度が高く細かい修正にもピッタリなこの2つのタイプが適しています。
クリームタイプの場合は、メイクブラシにコンシーラーを取ってから使いましょう。
クリームタイプか筆ペンタイプのコンシーラーなら、テクニックいらずでナチュラルな仕上がりになるため、メイクがあまり得意じゃない人にもおすすめですよ!
また、ゴルゴ線は乾燥すると余計目立つため、保湿力のあるものを選ぶというのも重要なポイントです。
カバー力はあっても保湿力が弱いものだと、夕方の老け顔具合がヤバいです。美容成分がたくさん入った保湿力の高いものを選びましょう。
ゴルゴ線を消すメイクのやり方
ゴルゴラインを消すメイクのコツは、
- 「段差部分を明るくしてふっくら見せる」。
- 「明るい色で、ゴルゴ線の溝の影を飛ばす!」
でしたね?
この方針は、ハイライトでもコンシーラーでも変わりません。
それでは、具体的なゴルゴ線を消すメイクのやり方をご紹介します。
と言っても、やり方自体は結構簡単です。
ゴルゴ線を消すメイクのやり方
- ブラシにコンシーラーを取って、ゴルゴ線の溝部分だけをなぞるように塗る
- 指でポンポンと軽く押さえる
注意すべきなのは、やってはいけない以下の点を守ること!!!
ここに注意
- 厚塗りしない!
- 広範囲にベッタリ塗らない
- なじませすぎないように注意する
ゴルゴ線の溝をメイクでしっかり隠したい!という気持ちが強すぎると、どうしても厚塗りになりがちですよね。
ですが、コンシーラーは厚塗りになるとアラ部分が余計目立ちます。
厚塗りになるくらいなら、いっそのこと何も塗らないほうがマシ。くれぐれも厚塗りにならないよう注意しましょう。
また、「溝部分を明るくしてふっくら見せる」ためには、広範囲に色を広げると意味がありません。
よって、溝部分だけをなぞるように塗りましょう。
さらに、「明るい色で、ゴルゴ線の溝の影を飛ばす!」効果を保つには、コンシーラーを塗った後に馴染ませすぎないようにすることも大切。
塗った後は、指でポンポンと軽く押さえますが、馴染ませすぎるとハイライト効果がなくなってしまうので注意しましょう。
コンシーラーのノリが良くなるよう、メイク前はしっかりと保湿する
ゴルゴ線の溝は、肌が乾燥していると余計目立ちます。
また、コンシーラーは乾燥している肌に塗ると、カピカピになって浮いてしまいますね。
コンシーラーが浮いたメイクは、見られたもんじゃありません。
ですので、コンシーラーで隠すメイク前に、しっかりと保湿しておくことはとっても大事!!
メイク前のスキンケアステップでは、美容液やクリームでしっかりと保湿しましょう。
また、必ず化粧下地を使い、保湿力のあるファンデーションでベースメイクを整えておくことも大切です。
メイク前にホットタオルで筋肉の緊張をほぐすのもおすすめ
表情筋の緊張やこわばりは、ゴルゴ線を悪化させる原因のひとつです。
筋肉には、緊張と弛緩を繰り返す柔軟性が何よりも大切。
ですが、緊張ばかりで緩むことがないとその状態を形状記憶してしまい、筋肉が硬直してしまいます。
固く硬直した筋肉は骨をゆがませ、皮膚を本来の位置ではない方向に引っ張ってしまうため、たるみやシワの原因に・・・
また、筋肉が硬直すると血流も悪くなるため、肌を作る栄養素が運ばれにくくなり、肌そのものの劣化にもつながります。
ですので、ゴルゴ線を消すメイクをする前に、ホットタオルで筋肉の緊張をほぐすのも有効な対策です。
やり方は簡単で、濡らしてレンジで軽く温めたタオルを顔全体に当てるだけ。
蒸しタオルケアのやり方
- タオルを濡らして固く絞る
- 電子レンジで30秒ほど加熱する。熱くなりすぎないように注意。
- 顔全体に30秒ほどあてる
- 今度は冷たくしたタオルで冷やす
この時、タオルが熱すぎるとやけどしたり、乾燥したりする原因になるので注意しましょう。
30秒くらい当てたら、今度は冷たくしたタオルで冷やすと、一気に血流が良くなります。
まとめ
ゴルゴ線は普通にコンシーラーをベタ塗りしただけでは消えません。
ゴルゴ線を消すのに適したコンシーラーを選び、コツを押さえてメイクをしましょう。
ゴルゴ線を消すメイクのポイント
- ゴルゴラインを消すメイクのコツは、「明るい色で、ゴルゴ線の溝の影を飛ばす!」
- 薄いゴルゴ線の場合はハイライトがおすすめ
- ゴルゴ線の溝が深い場合はコンシーラーでしっかりカバー
- ゴルゴ線を消すコンシーラー選びのポイントは、以下の通り。
・自分の肌より明るめの色を選ぶ
・クリームタイプか筆ペンタイプ。
・保湿力のあるものを選ぶ - ゴルゴ線を消すメイクの注意点は、以下の通り。
・厚塗りしない!
・広範囲にベッタリ塗らない!
・なじませすぎない! - コンシーラーのノリが良くなるよう、メイク前はしっかりと保湿する
- メイク前にホットタオルで筋肉の緊張をほぐすのもおすすめ
メイク法やコンシーラー選びを間違うと、ゴルゴ線が余計目立ってしまうこともあるので注意しましょうね。